鳴海製作所娯楽部のきんたまの無い方、なるみです。
今回の新作は「たぬきのきんたま」です。タイトルを言うとみんなに失笑されるんですが、これがタイトルなので今後ともよろしくお願いいたします。

はじまり
ステーキ屋で肉を食しているときに、「たぬきのきんたまが大きくなったり小さくなったりしたら楽しくない?」という会話をし、そこから発展させたゲームです。
ゲームについて
「たぬきのきんたま」は、なるみがゲームデザインもやっています。腐っても理系職、数字のゲームを作ることはチョットデキル。
ざっと考えてざっと書いてざっとテストプレイをしました。

このあと、きんたまカードの種類が1~5玉ではちょっと物足りなくて、1~8玉に変更。
初期手札の数は、始めはカード配り切りでやっていたのですが、きんたまを8玉まで増やすと手札が多すぎて手で持ちにくくなりました。
男性は問題ないかもしれませんが、手の小さいなるみは大変でした。

何枚にするといいのかねぇ
と言った次の瞬間、突然はむお(ゲームデザイナ)が「たぬきのきんたま」と3回唱えながらカードを配り始めたのです。
なんということでしょう!
手札が手に収まるいい感じの枚数になり、山札ができました!!(本当にこれで決まった)
山札ができたので、初期きんたま(場に出す初めのきんたま)は山札から出すことになりました。
ひとさじの追加要素
始めはただカードを出していくだけのゲームでしたが、それだけだと少し物足りない感じがします。
するとはむおが、

きんたまはね、バランスが崩れると爆発するんだよ
と言い出します。

場のきんたまが1と8になったら、誰かを指定してカードを引かせたらどうだろう?
どういう思考をするとそういう結果が出てくるのかよく分かりませんが、とりあえずそれで遊んでみます。
なぜだ……面白い……ぞ!!!
手札がなく、仕方なく場に1を出すと、ニヤリと笑ったはむおが8を出してきます。

イチハチボンバー!!
悔しがりながらカードを引くなるみ。テスト中に出た「イチハチボンバー」というセリフがこのルールの名称になりました。
ただしこのルール、落とし穴があります。
イチハチボンバーをし過ぎると手札から出せるカードが無くなり、場からカードを引き取る必要が出てくるのです。
場に置けるカードが+2/+1/-1/-2のため、ゲーム開始時の各カードの強さはほぼ同じです。ですがイチハチボンバーを使うことで、ゲーム中でカードの強さが変わってきます。ゆえに、本当にイチハチボンバーを使う必要があるか、場と手札から読んでいく必要があります。マジか。
イラスト
たぬきが可愛く書けて大満足です。

おわり
頭を使っている風の遊び方もできますし、頭を空っぽにして「イチハチボンバー!!!」と楽しんでもいい、そんなゲームです。
自分でルールを追加したりしてもいいと思うので、楽しく遊んでくださいな!!
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