今まで印刷をお願いした印刷屋さんのまとめです。
この記事は鳴海製作所娯楽部の小さい方、なるみが書いています。
※この記事内容は個人の感想になります。
※使用印刷所が増えたら随時更新していきます。
1. 萬印堂
使用しているサークルさんも多いと思う萬印堂さん。
弊サークル作品では、 俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!(第1版)、Perfect White、ミスターフォックスの立ち退き大作戦、パンツはどこへ消えた?のカードのみ、BLACK POKER、意識の階段、傲慢と偏見とゾンビをスケルトンをお願いしています。多い。
webサイトに価格表はあるので印刷費の計算がしやすい。
最近は注文が多いのか、早めに締め切ることがあるのでそこだけ注意。
基本的に早割で入稿しないと駄目だと思ってスケジュール管理した方がいいと思う。
初めてカードゲーム等を作るお金のちょっとある社会人なら、萬印堂さんにお願いするのが一番まるい気がする。
最近作道さんではない人とのメールのやり取りになって、ちょっと寂しい(作道さんとの無骨なやり取りが好きだった)
印刷品質
キャラメル箱しか頼んだことはないけれど、貼り付けのノリが他の面に付いていて取れない・ノリで汚れていることが稀によくある。予備を入れてくれているので、それでなんとかなることが多い(たまにならないことがある)
ニス加するとノリが取れやすいかな?と思ってニス加工で依頼したこともあったけど、そういうわけではなかった。PP加工だと違うかもしれないが試していない。
印刷自体はちょっとドットが目立つ気がするけど良いかなと思う。私(なるみ)が同人誌を描いているので、その印刷所のカラー印刷と比べるとうーんと思う。ここは比べる対象ではないかもしれない。
デジタル印刷が何を指すのかいまいちわかっていないけど、ちょっと前のオンデマンドのようなテカリ(トナー的な)はない。しっとりした印刷。
ミスターフォックスの立ち退き大作戦は中ロット以上向けオフセット印刷になってしまったのだけど、印刷品質が上がった気はあまりしなかった。中ロットになると原価が一気に上がるので、様子を見ながら少しづつ作るのが個人的に良いなって思う。
加工・紙
角丸加工はきれい。
カードは標準厚だとちょっと薄くて透けるかもしれない。でも同人なら許容範囲ではないかと思う。
2.グラフィック
みんなご存じネット印刷のグラフィックさん。
弊サークル作品では、過労死ガチャ、そのリスク、ヘッジしていこう!をお願いしている。あと、たまに取説の印刷で使ったりもする。ゲムマなどで配っているゲームカタログもグラフィックさんで印刷。
ちなみに、カードゲーム印刷にはコミグラ→トレカで出てくるこれで依頼している。
16枚、32枚の組み合わせしかないので、その組み合わせでゲームを作れる・作れた時に頼んでいる。
早くて安い。
仕様は決定されているので融通は利かないと思う。特に問い合わせした訳ではないので、もしかしたら何かできるかもしれないけど出来ない気がする。
箱は両面テープが張られた状態で納品されるので自分で組み立てる。カードの丁合もされていて、透明のフィルムで包まれている。
2019/7に16枚カードの入れ物がトレイからキャラメル箱になった。16枚のカードにぴったりのキャラメル箱は作り辛い。本当に作り辛い。そのため、もう過労死ガチャが作りたくない……。
(過労死ガチャは16枚のコースで依頼している)
印刷品質
すこしヌメッっとした印象。線にシャープさは少ない。
ぱっと見きれいなので文句はないです。
レーザープリンタ印刷らしい。
加工・紙
デフォルトでマットPPになっている。
角丸加工はきれい。
3.ハコプレ
箱屋さん。
パンツはどこへ消えた?の大きいキャラメル箱はここで作った。
いろいろな形の箱が作れる。最近はグラフィックさんも箱を作ってくれるので、価格比較して安い方を選ぶといいかもしれない?
webで見積もりができる。
印刷品質
きれいで特に思うところはなかった。
加工・紙
加工はきれいだった。
紙は選べるので、好きなものを選ぶといいと思う。
4.東莞市宏昇印刷有限公司(Dongguan Hongsheng Printing Co.,Ltd.)
alibabaはこちら。
前職の元同僚に紹介された印刷屋さん。メインはパッケージ屋さんみたい。
ゲムマにも企業出展している中国の印刷屋さんで、日本語でやり取りできるのでうれしい。
こちらでは、俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!第二版、たぬきのきんたまを印刷してもらった。
やり取りは主にWeChat。返事はめっちゃ早い。CEO(だと思っている人)は中国語で話しかけてくるけど、日本語で返事してOK(OKなのかは分からんが私は日本語で返事して会話が成立している)
印刷費は日本の半分くらい?
気を付けないといけないのは、印刷費自体が安くても、税金や送料がけっこうかかるので、それを考えて金額が適切か判断しなければならない。あと、直接やり取りしているのでなんかあったときは自分で解決する必要がある。安いというのはそういうことですね。
不安な時は仲介の会社を使うといいのではないかと思う(確かここも日本で仲介してくれる会社があった気がするので分かったら追記します)
ちょっと値段は上がるかもしれませんが、何を優先させるかバランスを見ればいいと思う。
直接だとお金のやり取りが国際送金なのでそれも注意です。前金制。詳しくはこれを読んでください。
印刷品質
「俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!第二版」では色のバラツキがあったので、直接お会いした時にどうにかならない?と相談し、印刷機を変えるという話をしてくれました。「たぬきのきんたま」がまだ届いていないので、改善されているかちょっと楽しみです。
印刷自体はシャープできれいでした。
加工・紙
ズレが日本の印刷屋さんよりちょっと多い気がするので、2mmずれても良い気持ちで原稿を作るといいと思う。
紙の厚さや名前は日本で呼ばれているものと違うので、サンプルをもらったりした方が良いです。
ちなみに「俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!第二版」のカードは300G双铜(両面コート紙)、「たぬきのきんたま」のカードは350G双铜(両面コート紙)を使っています。
おわり
ということで、今まで使ったことのある印刷屋さんでした。
また増えたりしたら追記していきます。
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