鳴海製作所娯楽部の社畜だった方、なるみです。
昔はエリート社畜としてエリート街道を驀進していたのですが、3か月くらい不眠不休(割と文字通り)で働いていたら生きていることに疑問を持ち始めたのでエリートの道を断念しました。英断だったと思います。
さて、「そういや過労死ガチャについて書いてなかったな」と思ったので今回はゲムマ2019大阪で出した「過労死ガチャ」についての話です。
はじまり
もともと過労死ガチャというのは、エリート社畜をしていたなるみが常日ごろ言っていた、
私が平均残業80時間超え、最高300時間超えの人生を送ってきて、いまこうして生きているのは過労死ガチャでSSRを引かなかったから
という設定をゲームにしたものです。
ゲームについて
カードを引いたら死ぬだけの簡単なゲームです。それだけだと死にゲーなので、チキンレースっぽい要素で引いたカードによってはおちんぎんを得られるようにしました。
おちんぎんがある状態で「お先に失礼します!」とゲームを抜けると、おちんぎんは自分のものになります。1ターン中に「お先に失礼します!」できるのは1人となっているので、その場の状況を瞬時に判断する能力も求められます。
ほら、よくあるでしょ、社長や上司の言葉の真意を瞬時に理解して褒めたりするあれみたいなもんですよ。訓練~~~
ただし、ゲームが続き自分よりもおちんぎんが多い社畜が出たらその時点で負けです。
みなさんのプレイでは、お先に失礼せず、ただひたすらガチャを引き続けることが多いように見受けられました。みんなギャンブラーだね。
イラスト
敬愛する川崎順平先生(@tokyonuenue / チターンズ)に、「ちょっと作風パクっていいっすか???」と聞いたら快く「ええで」と言ってくれました。さすが地獄を知った男は違うぜ。
普段は萌え系の絵ばかり描いていたなるみ、何もないところから川崎先生の作風を生み出すことができなかったので、弊サークルゲームデザイナーのはむおにポーズをとってもらい、それを写真に撮って模写する方向で進めました。どうしても絵に迫力が出ないと愚痴ったら、「筆に悪意を込めるのだ」との教えを受けました。一生忘れません。
その川崎先生の地獄のような漫画単行本「童貞絶滅列島」の紙の本が2019/10/17に発売するのでみなさん10冊買いましょう。ちなみに昔、「これは純愛漫画だ」って川崎先生が言っていた気がしますが、純愛要素を観測することは私にはできませんでした。
電子書籍派はこちらです。
過労死ガチャの話をしたいのか川崎先生の宣伝をしたいのかよく分からなくなりました。
こんな感じの絵柄になっています。
弊サークルのゲームはよく「アートワークがいまいち」と言われるのですが、このゲームは「絵だけで買った」「絵が良い」「絵が最高」と、アートワークに関して過去最高の賛辞をいただきました。なんかくやしい。
このゲームから受け取って欲しいメッセ―ジ
残業しすぎると死ぬから、みんな早く帰れよな。
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